Monday, December 10, 2018

呂布カルマ「SUPERSALT」発売にあやかって、昨年出た傑作、MAKER「さそり座ストリップ」の発売時に、大須店新品バイヤーと呂布カルマ/MAKERで行ったインタビューを公開します。


諸事情でお蔵入りとなっていましたが、呂布カルマ氏が「MAKERの良さは、まだまだ全然みんなに届いていない。もっと広く聴かれて欲しい。」とのことで、最新作5thにも参加させたMAKER氏のインタビューをこのタイミングで載せようということになりました。



---MAKER 「さそり座ストリップ」リリース・インタビュー---


- 2017年3月に、とあるサンプルCDをいただいた。1stアルバムも良かったラッパーさんだったので「楽しみだなー」と何気なく聴いていたところ、1曲目から「アレ?これ凄くないか?」と違和感に近い、変な直感が走りました。2曲目はなぜか「イントロ」。そこで3曲目からは歌詞カードを読みながら聴いてみることにしました。


「歌詞カードのリリックが輝いて見えた」


比喩ではなく本当に目がくらんだ。こんなことは年に数回あるかないかです。
すぐに、とんでもない作品が生まれてしまった衝撃を実感し、その誕生をリリース前に体験できた高揚感が全身を包みました。


その作品とは「さそり座ストリップ」。
郡上のラッパー、MAKERの2ndフルアルバムです。


ほぼ同時期に呂布カルマもツイートしました。
「MAKER/さそり座ストリップ お前の知らないやばいやつ。」とジャケット写真付きで紹介。
その後そのツイートを自ら引用し、「今年の1番きたわ。ぶっちぎりで。」と改めて絶賛。


同じ岐阜県の裂固(高校生ラップ選手権で優勝し若者に絶大な人気があるラッパー)も
「makerさんのさそり座ストリップもう100回は聞いた。この人1人で日本語ラップの可能性10パーセントぐらい上げたんじゃないかって程の作品 絶対買った方がいい」
「この人知らずに日本一のラッパーは誰かなんて話はできんと思う 聞いてみて 言い過ぎてないから 岐阜の誇り」と最大限の賛辞を送っています。


リリース後は、数少ない「発見者」たちから、驚きの声が少なからずSNSに上がってきました。
しかし本人は「買ってくださいまし」の告知と他人の感想をリツイートするだけで、全貌は見えてこない。


その後「さそり座ストリップ」を何回も何回も聴いた。
適当に聴いたり、リリックとにらめっこしながら集中して聴いたり、あえて「本当にそんなイイか?」と疑いながら聴いたり、色々な角度から聴きました。
聴くたびに発見があり、好きな曲が増えていく。しかし同時に謎も増えていきました。


これはインタビューが楽しみだな。と考えていたところ、MAKER氏から連絡がきました。
「凄いのができたね。おめでとう。でも分からない所もあるからインタビューとか待ってるね。」
と伝えたら、
「インタビューなんて1件も予定ないすよ。もちろん1st出した時から。」
「なんでこの作品が騒がれないんだ?」と一瞬混乱したと同時に、
「じゃあ僕に話を聞かせてください!」と即答で願い出ていました。
そして、「ぜひ。丸裸にしてください。」と快く承諾してもらった。
せっかくだから絶賛していた呂布カルマへもインタビューに同席していただくよう頼んだ。
「この作品が埋もれてはもったいなさ過ぎる」との意見で一致し、3人でのインタビューが実現しました。


インタビューをしたのは2017年の3月末ですが、
今回、呂布カルマの最新5thアルバム「SUPERSALT」にMAKERも参加するということで、改めて公開することにしました。ぜひアルバムの参考にご覧ください。


それでは、郡上生まれ郡上育ちのラッパーMAKERが生み出した傑作「さそり座ストリップ」を丸裸にしてみましょう。




– ではインタビュー自体初めてということで、まずは自己紹介も含めて少年時代から。



- どういう少年時代でした?できれば生まれ育ちから。


MAKER(以下M) 1988年に郡上で生まれて郡上で育ちました。両親も郡上で、俺は3人兄弟の末っ子なんすけど、兄貴が結構、歳離れてて。長男は12コ上で、次男は8コ上。もう俺ほぼ一人っ子みたいな。
俺が中学の頃には兄貴はもう家にいなくて。だから自分も一人っ子な感覚だし、兄貴も親みたいな感じで何か言ってくる。


- じゃあもう一人っ子みたいに自由に育った感じです?


M いや、あんまり自由じゃなかったですね。器械体操やってて。学校の外の体操クラブで。親父が元々国体に出ていたようなスポーツ選手で、体操クラブの先生やってたから、もう自然にそこへ。
俺も小さい頃からそのクラブ(↑)に出入りしてたし。


呂布カルマ(以下 呂) 「クラブ」の発音が(笑) じゃあバク宙とか余裕なの?


M 昔はできました。今はもうできないす。背伸びちゃって。


- 体操はいつまで続けたんですか?


M 高校退学させられるまで、もうガチガチにやってましたね。高校も特待生で入ったんで。だもんでずっと体操漬けでしたね。


- 退学?その挫折で音楽の道へ?ワルい方へドロップアウトしてラッパーへ!みたいな。あ、でも退学させられてる時点で元からヤンチャだったのか。


M 元からってわけじゃないですけど・・・


バク宙した時にポケットからタバコがバーッてなったり


M いやいやいや(笑)
やっぱり体育会系だし、田舎だし、イケてるやつは何かしらヤンチャでしたね。
俺の場合は「暴力事件」です。問題起こす時は大体。謹慎、停学、退学、3つとも。
んで、まあ地元に帰るんすよ。謹慎とかになると。
瑞浪市の寮がある高校に寮住みで通ってたんですけど、停学中とかは郡上に帰省するんで。
そんで地元に帰ったらM.O.S.A.Dが流行ってて、周りとか先輩とかもみんな聴いてて。
で、先輩が「おい、俺らラップやろうぜ」みたいに言い出して。俺もその気になって。
でも、いざ退学ってなった時には、もうその先輩も別にHIP HOPやらない感じでした。
それでも俺は体操からHIP HOPへフェードイン、フェードアウトみたいになっていきましたね。


体操への未練は全くなかったの?


M 全くないですね。高校入った時点からずっともう補欠だったんで。特待生なのに。
この道には向いてないんだなって思ってて。ただカラオケだけはどこ行っても1番でしたけど(笑)
ホントだーれにも!負けなかったすね(笑)


- じゃあ体操やめてから、思春期というか青春が始まったんですかね。


M そうすね。抑えられてたんで、ずーっと。ずーっと圧縮されてたものがバーンバーンって弾けて。



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2018年 5月 16日 新譜入荷情報 特集

Ovall - Heart Fever

Ovall - Heart Fever

Ovall - Heart Fever

Oval じゃなくて Ovall。前作のファーストも愛聴しましたが今回のミニアルバムも最高!ヒップホップ通過型のジャジー~アーバン~クロスオーヴァーなバンドですが、同志向の海外勢と比べてもメロディーセンス、アレンジその他のズバ抜けたクオリティー、レイハラカミも絶賛したグルーヴ感、そして滲み出てくるのはディアンジェロ "Voodoo"なあの感覚... 特に2曲目の極上グルーヴ+激良メロには悶絶です。次のフルアルバムにも超期待! (中井)

きゃりーぱみゅぱみゅ - もしもし原宿

きゃりーぱみゅぱみゅ - もしもし原宿

きゃりーぱみゅぱみゅ - もしもし原宿

中田ヤスタカ恐るべし!パフュームのシングルを買い続けながらも「そろそろか?」とうっすら思っていた自分に反省&衝撃受けました!どんどん洗練されていくパフュームとは対照的に下世話とも言えるポップさ全開で数年前の「パブロフの犬」状態再び... 詞のセンスも最高。きゃりーぱみゅぱみゅの事はよく知らないので初回限定フォトブック仕様はちょっと扱いに困ります... 通常盤と交換して欲しい... あ、本日「JPN」到着しました!やっぱりこっちも最高です! (中井)


Cornell Dupree - Doin' Alright

Cornell Dupree - Doin' Alright

Cornell Dupree - Doin' Alright

巨星堕つ。他界されてから偉大さを再発見するミュージシャンって多いです。音楽雑誌はこぞって特集組むし。僕の中でその「発見」だったのが、このスーパーギターマン。今年録音された正真正銘の遺作です。熟成のファンク&ブルーズ。素敵なフレーズについハートウォーミンだ。こーゆー音楽はオッサンが聴くもん!ってバカにしてたけど、僕みたいなナウなヤングでもバッチグーです。レッツラ・ダンシン。 (佐々木)


TORO Y MOI - Underneath The Pine

TORO Y MOI - Underneath The Pine

TORO Y MOI - Underneath The Pine

アフロ・アメリカンとフィリピンのハーフで、USサウスカロライナ州出身のチャズウィック・バンディックによる宅録ソロユニット。チルウェイヴ/シンセポップな打ち込み主体の1stから生楽器主体に移行(と言っても同時期に録音していたらしいですが)、ファンク/ディスコ/ポップさが増した2nd。1stと合わせて今年一番聴いたと思います。とても良いです。 (深谷)

"Still Sound - シングル・カットされたメロウ・ブギーなダンス・チューン"


KITTY DAISY & LEWIS - Smokin In Heaven

KITTY DAISY & LEWIS - Smokin In Heaven

KITTY DAISY & LEWIS - Smokin In Heaven

'08年に平均年齢17歳でデビューしたロンドンの3兄妹バンド。父が元アイランド・レコードのマスタリング・エンジニア、母が元レインコーツのドラマー、イングリッド・ウェイスというサラブレッド兄妹です。1stの'50sロカビリー/ジャンプ/ブルース/R&Rサウンドに、スカ/ロックステディ・サウンドが加わった2nd。スカタライツのトロンボーン奏者リコ・ロドリゲス参加。とても良いです。 (深谷)

"I'm So Sorry - リコ爺参加の先行シングル・スカ・チューン"


坂本慎太郎 - 幻とのつきあい方

坂本慎太郎 - 幻とのつきあい方

坂本慎太郎 - 幻とのつきあい方

ゆらゆら帝国解散後、初ソロ作。ドラムとコンゴ以外の楽器はすべて坂本さんが担当。音は「空洞です」のAOR/ソウルなテイストを受け継ぎつつ、コンガとベースが核になった歌ものアルバム。とても良いです。初回限定盤はインストバージョン付の2枚組で、インストの方がよく聴きます。女性コーラスは残してあってそれがまたとても良いです。 (深谷)

"君はそう決めた - 坂本慎太郎一人で書き上げたアニメーションPV。iPadで作ったらしいです。すごい。"


Mantler - Fortune Smiled Again

Mantler - Fortune Smiled Again

Mantler - Fortune Smiled Again

ソフトロック/AORテイストのメロウポップ。この類はまあ、聴かざるをえません。ここ数年食傷気味なのは否めませんが寧ろそこでこそのメロウポップ。メロウといえば久しぶりに飲んだメローイエローは一缶飲めませんでした。このアルバムはカナダのSSWによる一人ユニットの未発表曲を含む編集盤です。カナダといえばロンセクこと Ron Sexsmith の新作も良かったです。 (宮地)


The Vines - Future Primitive

The Vines - Future Primitive

The Vines - Future Primitive

シドニーのガレージ・バンド、ヴァインズの5th。3rd以降は惰性で買っていましたが、今回はいつにも増して面白い!ヘヴィロテ中。毎度おなじみのアルバム構成ですが、音が多彩で凝りに凝っております!エクスペリメンタル&スペーシー。サイケ感に拍車が掛かって多幸感バリバリ。現実逃避に持って来いです。彼らの王道シングル曲"Gimme Love"はカラオケで是非歌いたいです。 (花井)


Yes - Fly From Here

Yes - Fly From Here

Yes - Fly From Here

イエスの待ちに待った新作… という事で久々に発売日に (しかもめちゃ高い国内盤) 買いに走りました。アルバム "Drama"(80) の未収録曲を組曲として再構築したもの。"Drama" ほどのギラつき&イケイケ感はないですが、まろやかで心地よい音。とっても癒されます。しっかしこの充実ぶりは驚異的。職人気質あふれるこのバンドはやっぱり凄い!!心躍りました。ベノワ・ディヴィッドのヴォーカルはジョンの声質に似てるし上手いけど… ジョンの声が恋しくなりますね…。(花井)


THE BEACH BOYS - Smile Sessions

THE BEACH BOYS - Smile Sessions

THE BEACH BOYS - Smile Sessions

『世界で一番有名な未発表アルバム』が奇跡のリリース!個人的にはこれが今年一番の大事件でした。ブライアンにとってはまさに「駄目な僕」時代の当時の苦い記憶に触れたくないのか、リリースが望まれながら中々実現しませんでしたが、周りの声にやっと思い腰を上げてくれました。やはり全てを聴きたかったのでBOXを購入しました。豪華な作り、多数のマテリアル、高音質、と満足な内容ですが、聴き続けるには通常版で充分です。オフィシャル・リリースされたとは言え、やはり結局は永遠の未完成作品なんだと実感しました。まあこれからどっぷりと聴き込もうと思っています。でも今年一番聴いたのは、3歳の長女と一緒に聴いて踊った「マル・マル・モリ・モリ」でした。あと「さや侍」観て号泣しました。 (上田)


BOOKER T.JONES - Road From Memphis

BOOKER T.JONES - Road From Memphis

BOOKER T.JONES - Road From Memphis

The MGs を率いたメンフィスの大ベテラン・オルガニストが、バックに ROOTS のメンバー等を従えリリースされた快作です。個人的にはいつも自転車通勤で聴いています。爽やかに聞こえる(自分的にですが)オルガン・サウンドが寒い朝の通勤に最適で、漕ぐ足が進む感じです。歌モノも心地よくて良いです。My Morning Jacket の Yim Yames や Lou Reed なんかも参加してました。今知りましたが… ともかく飽き性な僕にも長く聴けそうな作品です。 (森)


ウェス・アンダーソン監督作品 - ファンタスティックMr.FOX

ウェス・アンダーソン監督作品 - ファンタスティックMr.FOX

ウェス・アンダーソン監督作品 - ファンタスティックMr.FOX

原作は『チャーリーとチョコレート工場』執筆ロアルド・ダールの『父さんギツネバンザイ』。全編ストップモーション・アニメを使用した本作品は、ウェス・アンダーソン監督に不可欠である“家族”を軸に人間と野生の戦いを描いています。独自の世界観を築きながらも、古典を倣うウェス・アンダーソン監督はまさに現代ハリウッド映画界の宝!サウンドトラックへのこだわりも注目です。 (鈴木)


OBRIGARRD - Obriworld

OBRIGARRD - Obriworld

OBRIGARRD - Obriworld

初めて聴いた時の衝撃は忘れません... 通勤時&店内と一日何回もお世話になった今年一番リピート率の高かった、我ら名古屋が誇る最狂音術師刃頭氏と名古屋を代表するフリージャンル DJ YANOMI 氏によるあらゆる民族音楽、土着音楽を料理した雑食型ターンテーブルオーケストラ最強ユニット1st!(実際のライブも最高!未見の方は必見!)HIP-HOPファンにはたまらないLOOP感、ネタ感にグッとくること請け合いの現場を知り尽くしたお二方ならではの高偏差値最新型 HIP-HOP/無国籍ダンスミュージック最高峰!無国籍ダンスミュージック最高峰と言い切ります!OBRIGARRD 名義のMIX CDとか聴いてみたいなーなんて思ってますけど....出ませんか? (奥田)


PETE ROCK & SMIF N WESSEN ‐ Monumental

PETE ROCK & SMIF N WESSEN ‐ Monumental

PETE ROCK & SMIF N WESSEN ‐ Monumental

BACK TO BASIC!あまり話題になってる感じではないですが、HIP-HOP ファンにはオススメの一枚。'90s HIP-HOP ファンでこの2アーティストのコラボで上がらないファンはいないですよね?いい意味で変わらない安定感抜群の PETE 先生のビート、そして SMIF N WESSENのラップ確実に地味です… がしかし!何回も繰り返し聴きたくなるサンプリングマジックが存在しております。近年の PETE ROCK ワークスの中でもTOPクラスのプロダクションだと思います。上の OBRIGARRD ももそうですが、サンプリングミュージックの素晴らしさ/楽しさを再確認した一年でした。 (奥田)


S.L.A.C.K. ‐ 我時想う愛

S.L.A.C.K. ‐ 我時想う愛

S.L.A.C.K. ‐ 我時想う愛

PSG、SICK TEAMでも活動するジャンルを超えて要注目のアーティスト。毎回新たなアプローチをしてるんですが、今回のアルバムはメロウ~ソウルフルな作品で普段ヒップホップを聴かない人でもかなり聴きやすくオススメです。中でも、センチメンタルな3曲目の「東京23時 feat. SEEDA / KOJOE」が抜群に良いです。個人的にS.L.A.C.K.の音楽は家で聴いててもいいんですけど、てきとーに街をぶらぶら散歩してる時に聴いてもすごくいいです。 (野口)


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SpecialThanks - SEVEN LOVERS

SpecialThanks - SEVEN LOVERS

SpecialThanks - SEVEN LOVERS

愛知県発、メロディック・ポップパンク・バンド、3枚目にして1stフルアルバムです。聴いちゃいました。ハマッちゃいました。普段はあまり聴かないジャンルですが今では虜です&今後も要注目です。若さ漲っていてアガります!楽曲も素晴らしいですっ!略すと「スペサン」だそうです。ちなみに宮原はよく『PUNK好きなんスよね?』『モミアゲ辺りがメロコアだよねっ!』と言われますが多分違います。おそらくPではなくFです。あとボクは三重県発です。略すと「宮サン」です。 (宮原)


S.L.A.C.K. - 我時想う愛

S.L.A.C.K. - 我時想う愛

S.L.A.C.K. - 我時想う愛

メロウ、ソウルフル、サンプリング・ラヴな2011年の大傑作っ!前編違和感なく楽しめ、おもしろかった1枚です。一世を風靡したアングラ・ヒップホップ・シーンをこよなく愛したクラブ離れ世代もマストな哀愁漂う必聴盤ではないでしょうか。「要注目」ってレヴューをよく目にしましたが… スイマセン、全くノー・マークでした。バナナで最も遅れてる男、宮サンが久々にハッとして、グッときて、パッと目覚めたメロウネスでした。 (宮原)


FACT - Eat Your Words

FACT - Eat Your Words

FACT - Eat Your Words

国産スクリーモ最高峰、5人組能面バンドの通産5作目。パンク、メタル、ハードコア、エモを絶妙なバランスでブレンドしたサウンドがドツボです。ラウド色の強かった1stから比べると、かなりポップ&キャッチーになっていますが、そんな変化も含めて楽しめるコイサーな1枚。ライブも2回見ましたが、ぶっ飛んでました。そして隣にいたイカつい兄ちゃんにぶっ飛ばされました。年明けには NEW ALBUM がリリースされるらしいので期待大です!(小南)


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The Cosapanella from Mdm - The Cosapanella from Mdm

The Cosapanella from Mdm

The Cosapanella from Mdm

プロデューサーのC.O.S.A.とラッパーの CAMPANELLA (カンパネルラ) による名古屋のユニットの1st。埋もれてたビートで作ったらしいのですがトラックのクオリティはハンパないです。驚きました。カンパネルラはホントは "Detox" も最高なんですがこちらはフリーDLアルバムなので…。本当に現在日本で1番フレッシュでスワッグなラッパーじゃないでしょうか。ライヴを観るとさらに凄過ぎてため息でますね。ウットリです。 (藤内)

アルバムのCM動画です。カンパネルラの関連動画には佐々木希への偏愛が話題になった "N Is Everything" をはじめ、Youtubeラップコンテストで見事優勝した "Get Money" など、音源化されていない曲があるのでそちらもぜひご覧ください。そして "Detox" をダウンロードしてブッ飛ばされてください。


JAMES BLAKE - JAMES BLAKE

JAMES BLAKE - JAMES BLAKE

JAMES BLAKE - JAMES BLAKE

英国ポスト・ダブステップ王子の1st。最初は雨の日に合うなーという感じで軽くBGMにしてたぐらいなんですが、結局気付いたらどっぷりハマっていました。ジャケからなにから暗いです。音スカスカですし。でも深いのです。BGMにもできるし、しっかり潜る事もできるんです。アルバムデビュー前の高過ぎる期待をこうも軽く越えられると逆にハラハラしますが、これからも生暖かく見守っていこうと思います。 (藤内)

アルバム先行の Fiest 名カバー。Youtube ではサブベースが全然わかりませんが、サウンドシステムを通して聴くと表情が一変します。れっきとしたUKベース・ミュージックです。


赤い靴 - コマドイルの旅

赤い靴 - コマドイルの旅

赤い靴 - コマドイルの旅

大橋トリオ、コトリンゴ等のドラマー、神谷洵平とシンガーソングライターの東川亜希子によるポップ・ユニット。全曲通して独特な世界観で統一されていて、一冊の絵本を読むような感覚で愛聴できました。柔らかな歌声と、おとぎ話のような歌詞。キラキラかわいい音が続くかと思えば、オルタナティブな面もあり、本当に何度聴いても飽きない作品! (野村)

赤い靴 - myspace

全曲試聴可(1分ほど)。オススメは「赤い林檎」と「カフェ「セピアの丘」」です。


二階堂和美 - にじみ

二階堂和美 - にじみ

二階堂和美 - にじみ

「二階堂和美のアルバム」から5年ぶりの待望のニュー・アルバム。もう名曲揃いです。全編通して二階堂さんの魅力溢れる作品に仕上がっています。老若男女問わず、楽しめる作品でしょうし多くの方に聴いてもらいたいです。またぜひぜひライヴにも足を運んでいただきたいです。個人的にもタイトルになっているBLUE MOON で見たライヴが思い出深いです。 (森本)


ISOP - TERRA

ISOP - TERRA

ISOP - TERRA

横浜の看板とも言うべきベテランMC、"ISOP"フィーチャリングMCなしで挑んだ満を持してのファーストアルバム。バラエティに富んだトラック毎に多彩なフローを使い分け、全15曲を通して飽きさせない展開が懐の深さを感じさせる1枚。特に、"BLACKALICIOUS - Alphabet Aerobics" を生セッション風にビルドアップさせたかのようなM‐6は必聴。後半の "pump me up"スクラッチもSo Fresh! (藤ヶ崎)


JAMES BLAKE - JAMES BLAKE

JAMES BLAKE - JAMES BLAKE

JAMES BLAKE - JAMES BLAKE

このアルバムをカテゴライスすることは非常に難しい。しかしながら一つだけ言える事は、ダブステップの通過なくしては生まれ得なかった音楽だろう。冷徹な電子音と、美しく温かい彼の歌声の絶妙なバランスはレディオヘッドの「KID A」の衝撃を彷彿とさせる。常に進歩を求め続けるエレクトロフリークスを唸らせた音楽の最新系である事は間違いない。是非、サウンドシステムの整った環境で目を閉じて聴いて頂きたい一枚。 (高木)


Willie Wright - Telling The Truth

Willie Wright - Telling The Truth

Willie Wright - Telling The Truth

カーティス・メイフィールド~テリー・キャリア系譜の'70sフォーキーソウル。オリジナルのLPは、レア盤のようで一度も目にした事は無いですが、ジャケも含め素晴らしいアコースティック・ソウルです。ソウルファン以外にも聞いていただきたいソウル・フォークとも解釈できる名作だと思います。しびれました!(祖父江)


山本精一 - ラプソディア

山本精一 - ラプソディア

山本精一 - ラプソディア

某雑誌の彼の特集で、本人のロングインタヴューを読んで、この人の音楽性の懐の深さに改めて驚き、今作も前作以上に、濃厚かつポップなサイケフォーキー歌ものでオルタナティヴなロックを感じました。 (祖父江)


Little Barrie - We Are Little Barrie

Little Barrie - We Are Little Barrie

Little Barrie - We Are Little Barrie

イギリスのトリオバンド'05年の1stアルバム。3枚あるスタジオアルバム全てドラマーが違うバンドですが、このアルバムはドラムのウェイン・フルウッドのタイトなドラムとソウルフルなコーラスが印象的な1枚です。R&Bを軸としたベースラインにフリーキーなファンクブルースギターが合わさり繰り出すグルーヴは、エフェクトを多様しない渋めながら、オシャレで腰をつく今の音です。 (相原)


Tamba Trio - Brasil Saluda A Mexico

Tamba Trio - Brasil Saluda A Mexico

Tamba Trio - Brasil Saluda A Mexico

ブラジルのジャズ・サンバ最高峰コンボの'66年メキシコ編集盤の2010年リイシュー。メキシコ盤とはいえブラジル Philips での既存曲を只編集しただけ、と言われればそれまでですが、メキシコ・オンリー曲も収録されているのと、Varig 航空機から降り立つ Tamba の面々というジャケットが素晴らしいです。個人的には「イパネマの娘」の表記がスペイン語での "La Chica de Ipanema" となっているのがツボです。所謂ボサノヴァとは一線を画す、ピアノ・トリオの面目躍如のある種「せわしない」アレンジはマスター・ピースであると言えましょう。 (坂倉)


臼場潤 – ライヴ・アット・レイジー・バード

臼場潤 – ライヴ・アット・レイジー・バード

臼場潤 – ライヴ・アット・レイジー・バード

今後益々期待したかったサックス奏者の2009年発売の3枚目のリーダー作。ピアノレスのサックス・トリオは、得てして男臭くなりがちなのですが、この作品もライヴ盤ということもあってか「丸出し」感たっぷりで、かなり愛聴していたのです。ところが冒頭で「期待したかった」としたのには理由がありまして、今年8月に他界されたのです。享年43歳という若さに愕然としてしまいます。只々残念としか言い様がありません。ご冥福をお祈りいたします。 (坂倉)


Crookers – Dr Gonzo

Crookers – Dr Gonzo

Crookers – Dr Gonzo

イタリアのエレクトロ/ハウスDJデュオの最新作。今作もかなり男臭い仕上がりとなっています。Southern Fried からのリリースというのも男臭さを増すのでは、とも思います。先行シングル "Bust Em Up" や "Dr Gonzo Anthem" の「丸出し」感もまずまずで、かなり期待していたのですが、期待に違わずといった感じでしょうか。次点としては、Buraka Som Sistema の2ndや Toddla T のこれまた2nd等もありましたが、この辺もベスト3入りでも良かったかも、という気持ちも無きにしも非ずです。 (坂倉)


RY COODER - Pull Up Some Dust And Sit Down

RY COODER - Pull Up Some Dust And Sit Down

RY COODER - Pull Up Some Dust And Sit Down

今年は、DR.JOHN "Gumbo" とRY COODER "Jazz" ばかり聞いていました。"紫の峡谷" より、今は "Jazz" が一番です。陽気で明るくて、土臭くて、ダルくて、もう仕事なんて やってられない感じです。「音楽にはユーモアがないと」っていう意味
がなんとなく分かります。新作は、全曲オリジナルの好作! (上口)


JABARA - 伸縮自在

JABARA - 伸縮自在

JABARA - 伸縮自在

1stフル!初期のエナジー全開バリバリ東京HCパンクなスタイルも最高ですが、タイトル通りの正に伸縮自在スタイルに進化した、これが現時点で の最高傑作!やっぱ現行のHCパンクなら物真似や二番煎じじゃない、オリジナリティ溢れ
るHCパンクに魅力を感じますね!あ、それで言うなら地元 愛知のTHE ACT WE ACTの1stアルバムも視野の広い激個性派スタイルで大傑作でした!個人的には、今の愛知の若めなHCパンク・バンドの中では群を抜いて格好良いと思い ます!オススメ!!(原田)


星野源 - エピソード

星野源 - エピソード

星野源 - エピソード

SAKEROCKのリーダーによる2ndソロアルバム!前作のアルバムやシングル「くだらないの中に」などは入荷すると、すぐに売れていきまし た。店頭でもよく尋ねられた一枚。歌詞の内容は日常的ですが、歌ではあまり聞かないような言葉が出てくるのでとても新鮮です。(上口)


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Lemmy - 49%motherf**ker. 51%sun of a bitch. (DVD)

Lemmy - 49%motherf**ker. 51%sun of a bitch. (DVD)

Lemmy - 49%motherf**ker. 51%sun of a bitch. (DVD)

モーターヘッドのレミー (49%クソ野郎 51%ろくでなし) ドキュメンタリー映画。ボーナス映像満載DVD化。ホークウィンド時代、ジミヘンのローディしてた頃、また息子との逸話など笑かしてくれます。各界からのコメントも豪華なこと。何つっても圧巻はメタリカのライヴにゲスト出演の巻。アニキ達もコドモみたいに見えちゃいます。(内山)


Bon Iver - Bon Iver

Bon Iver – Bon Iver

Bon Iver – Bon Iver

2009年、元 Pele/Collections of Colonies of Bees のメンバーらとのユニット Volcano Choir が本当に素晴らしかったこともあって、今年 Bon Iver としてのこの2ndアルバムをかなり期待してました。Bon Iver としての前作まではフォーキーな弾き語りがメインな作風だったので、いきなり1曲目のイントロでエレキギターのフレーズが鳴った瞬間は驚き、意表を突かれました。しかしながら、全曲聴き終わるころには美しさに放心、Justin Vernon の歌声とハーモニーは言葉では言い表せないほどに崇高かつ荘厳です。 (後藤)

なんとオフィシャルでアルバム全曲分PV発表済!


Metronomy - English Riviera

Metronomy - English Riviera

Metronomy - English Riviera

個人的には前作までの彼らの音は苦手でした。所謂チルウェイヴってやつ?ここらへんは守備範囲外で正直あんまり良く分かりません…すみません。しかし、今作からはメンバーチェンジがあったようで、Side-AはUKのグループながら一聴してUSインディバンドと聞き紛うバンド路線のサウンド中心。Side-Bは、うって変わってエレクトリック路線と、二面性をみせながらも、ジャケット同様にどこかノスタルジックな80年代レトロ趣味全開です。 (後藤)


2011年 12月 6日 2011年ベスト3 Shop Blog

レミ街 - MusicaMusica

レミ街 - MusicaMusica

レミ街 - MusicaMusica

名古屋の至宝、天才ポップバンドのセカンド。ファーストも名盤でしたが今回も名盤!毎日聴いてます。このクオリティーの高さはハンパない!前にも書いた気がしますが、21世紀の遊佐未森か架空のジブリサントラって感じの音楽性、歌詞も含めたファンタジックな世界観が本当に素晴らしいです。インディー臭ゼロなプロの仕事。もっと売れてもいいのに。

myspace


Cobblestone Jazz - Modern Deep Left Quartet

Cobblestone Jazz - Modern Deep Left Quartet

Cobblestone Jazz - Modern Deep Left Quartet

前作も良かったですが今作の方が好きです!生演奏と打ち込みが絶妙に絡んだ気持ち良さ、洗練された音の質感はハーバートの名盤 "bodily functions" にも通じるような。クラブ系のアルバムではLoco dice以来のヒットでした!


Jamiroquai - Rock Dust Light Star

Jamiroquai - Rock Dust Light Star

Jamiroquai - Rock Dust Light Star

基本的なラインは毎回同じで金太郎飴状態。。なんですが、今回も相変わらず良いです。ファンキー&グルーヴィー!普通は音楽性を変えずに何年も続けていると確実にマンネリ化してくるので、リスナーも結局昔の曲やアルバムに思い入れを持ってしまう事が多いと思うんですが、不思議とジャミロクワイはいつもフレッシュな感じがします。演奏やアレンジも上手いので毎回聴き込んでしまいます。


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VAMPIRE WEEKEND - Contra

VAMPIRE WEEKEND - Contra

VAMPIRE WEEKEND - Contra

NY/ブルックリン発トーキングヘッズの息子達の2nd。ドラムビートが昨今のバンドらしく、つんのめり気味ですが、家で街で車でと、場所を選ばず、自分は小池徹平のような爽やかな人間なんだと勘違いさせてくれる仕上がりです。なんだかんだで今年一番聴きました。クアトロでのライブも大盛り上がりでした。

Holiday (M-3)

Cousins (M-7)


JONSI - Go

JONSI - Go

JONSI - Go

シガーロスのフロントマン、ソロ1st。彼氏とラブラブなのが影響してか、シガーロスよりPOPに仕上がってます。が、やはり良し。ダイアモンドホールでのライブでは報われない恋と知ってか知らずか、ヨン様目当ての若い娘達にキャーキャー言われてました。

Go Do (M-1)


ゆらゆら帝国 - LIVE 2005-2009

ゆらゆら帝国 - LIVE 2005-2009

ゆらゆら帝国 - LIVE 2005-2009

今年解散してしまったゆらゆら帝国のライヴCD+DVD。DVDには2009年のライヴが収録されていますが、神がかってます。妖怪みたいです。間違ってあっちの世界とつながっちゃったみたいな。今年は彼女に振られたことより、ゆらゆら帝国解散のほうがショックでした。残念!


Superchunk / majesty shredding

Superchunk - majesty shredding

Superchunk - majesty shredding

数えるほどの新譜しか買わなかった2010年。中でも、待ちに待ったのが、teenage fanclub と今作。プレイボタンを押した瞬間から、涙がちょちょぎれそうになったのを鮮明に覚えています!期待通り (それ以上でも以下でもない) のスーパーチャンク節炸裂のM-1、2、4等、胸がぎゅんと切なさいっぱいになる forever young な名盤!変わらないことの美しさに涙する1枚!

Digging For Something (M-1)


クロマニヨンズ - Oi! Umbobo

クロマニヨンズ - Oi! Umbobo

クロマニヨンズ - Oi! Umbobo

クロマニヨンズの5枚目。もう最高!・・・正直ほかに言うことがありません。ライヴ行った感想でいいですか?ヒロトもマーシーもカッコイイし、もう最高!・・・まあそんな感じです。あとはヒロト細すぎるんじゃないか?とか。ただ、今作の「多摩川ビール」といい、マーシーのせいで縁もゆかりも行ったこともない多摩川に郷愁を感じるようになってしまいました。


モンド (DVD)

モンド (DVD)

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トニー・ガトリフ監督作。淡く柔らかい映像と微かに苦い後味が残る良作。しかし、何よりも言いたいのは紀伊國屋書店さん、このDVDを再発していただきありがとうございます。エリセのDVD BOXもありがとうございます。更にはカネフスキーやタルコフスキーなどのDVDリリース、頭が下がります。ついでにカウリスマキの「浮き雲」と、キアロスタミのジグザグ道三部作と「桜桃の味」をどうかお願いします。切に。


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大須店2Fカウンター前に、期間限定108円バーゲンコーナーを特設しました。『毎週金曜日に全商品を入れ替え』いたします。買い逃し注意。

ピアソラ 永遠のリベルタンゴ

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タンゴ界に革命を起こし、20世紀で最も偉大な作曲家の一人として知られるアストル・ピアソラ。没後25周年として製作されたドキュメンタリー、名演小劇場にて12月15日[土]より公開

【大須店1F】話題のレコードプレイヤー

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【新譜情報】雷音レコード取扱中

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