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Monday, November 28, 2022
2022年 10月 30日

皆さんこんにちは。今回のコラムは南米大陸のサイケデリック・ロックにスポットを当ててみたいと思います。

サイケデリック・ロックといえば、1960年代後半にアメリカの西海岸を中心に、ビートルズ、ローリング・ストーンズら英国勢まで巻きこんだ一大ムーヴメントとして有名ですね。

その波は世界中に波及し、それは南米大陸にも押し寄せます。

日本にもジャックスやフラワー・トラベリン・バンドなどがいましたからね、サイケ波はどんな辺境の地でも到達していても不思議はないですね。
というより南米は元々コカの葉やマジックマッシュルームの原産地ですから、サイケデリックの源流とも言えますよね。
なんとも言えない趣きを持つスペイン語の響きと、米英のそれとは異なるいなたく人懐っこいサウンド、ちょっとくさいファズ・ギターに伝統的なメロディ・・・

古代インカやアステカの神話に思いを馳せながら、知られざる南米サイケデリック紀行をお楽しみください!

まずは南米大陸でブラジルに次ぐ大国、アルゼンチンから!

いきなりちょっとクセが強すぎますかね・・・

なかなか凄いインパクトなアートワークのこちらは、Almendraというバンドの1970年のデビュー・アルバムです。

アルゼンチンのロック/プログレ辺りを少し掘り下げたことがある人ならご存知であろう、アルゼンチン・ロック界の巨匠ルイス・アルベルト・スピネッタが率いるバンドで、弱冠19歳のスピネッタ青年による彼のキャリア最初のアルバムです。

奇妙なイラストのおかげでかなりニッチな代物に見えますが、これでも南米サイケを代表する基本の名盤なのです!

ハスキーでメランコリックなスピネッタさんの歌声と、哀愁溢れまくりなソフトサイケ・サウンドが特徴です。

いくらのこぼれ寿司ってあるじゃないですか?軍艦の上に乗りきらずに溢れまくってるやつ。アレの哀愁版だと思ってください。

本来曲目が書かれるべき裏の表記も意味不明です。

目と涙まではなんとなく想像できるんですが、便器のスッポンは何なんでしょう???

もしかしてこれ、スッポンじゃないのかな???

アルゼンチンの文化やスペイン語に詳しい方、ぜひ教えてください。

ちなみにセンターラベルや歌詞カードには、ちゃんと正式な曲名が記載されています。(僕のコピーは歌詞カード欠品ですが)

さてさてお次はどちらへ~~

メキシコのThe Spidersというバンドの「Back」というアルバムです。

2枚目にして早速脱線の北米大陸メキシコより・・・

でもメキシコってスペイン語圏だし、あんまり北米感ないですよね?中南米枠っていう解釈で良いですよね? ね?

しかも彼ら、スペイン語ではなくきれいな英語での歌唱なので、ますます南米感が薄れ・・・

もちろん日本のあのザ・スパイダースとは何の関係もない、オルガン入りメロウ・サイケ・バンドThe Spidersの1stアルバム!

プロコル・ハルムの名曲"青い影"みたいな哀愁オルガンが特徴的で、特にB-1"Back"と、A-6"It's You"はモロにそれです。

ハイハイ~ お次はペルーです~

ペルーにも多くの優れたサイケ・ロック・バンドがいます。

今回紹介したその他のバンドもそうですが、南米サイケはどれもとても見つけるのが非常に困難ですし、運よく見つかったとしてもとても高価でしょう。

こちらはそんなお悩みに優しく寄り添う、良いとこ取りの「MaG」レーベル・コンピレーション・アルバム「Recordando La Nueva Ola」です!

ペルーのビートルズと称されるWe All Togetherや、ペルー・サイケ最高峰バンドTraffic Soundの楽曲を収録しています。

オススメは、アルゾ&ユーディーンのソフトロック大名曲"Something Going"を、Telegraph AvenueというバンドがカヴァーしたB-2!

We All Togetherによるシングル・オンリーの、知られざる込み上げ名曲B-3"Lo Mas Grande Que Existe En El Amor"、

サイケ度ならやはりTraffic SoundによるB-4"Meskalina"でしょうか!

演歌みたいなラテン歌謡も一緒に入ってますが、それでもかなりお得な全10曲入りです。

前編の最後は、南米が誇る音楽大国ブラジル!

"放つ"レコードってあると思うんです。

レコ屋で思わず手を止めてしまうとか、ガイド本のページを戻って二度見してしまうレコードとか。

ジャケットを一見しただけで頭から離れない、ただならぬ何かを放つレコード。

Flavio Lira率いる「Flaviola E O Bando Do Sol」なるグループのこちらの作品も、まさにそんな"放つ"レコードの筆頭ではないでしょうか!

Lula Cortesが残したブラジリアン・サイケ・フォークの至宝「Paebiru」とほぼ同じメンツで録音されたという、こちらも南米秘境アシッド・フォークの秘宝盤!

くぐもったリヴァーヴのフルートとアコギに誘われる、密林辺境アシッド!

特に、鬱蒼としたジャングルの奥地に迷い込んだような1曲目から、生い茂る植物の隙間から陽が差し込んだような感覚に陥る4曲目までの流れが最高すぎます◎

アマゾンの精霊がこだまする瑞々しい土着アシッド・フォークでございます~

情報量と熱量が多くなりすぎるので、今回は前編後編に分けてお届けします。

後編はチリとウルグアイ!

お楽しみに~

バナナレコード名駅店 稲垣

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